〈読了時間:3分〉
マネジメントに求められるスキルは様々なものがありますが、「成長する管理職」(松尾睦、2013)では以下3つをあげています。
- 目標共有力
- 情報分析力
- 事業実行力
本記事では、OKR運用がこれら能力のスキルアップにどの点で寄与するのかについて解説します。
マネジメントの際に求められる3つのスキルとは
目標共有力
部門や組織における理念や目標を示し、率先垂範しつつ、部門内で共有・浸透させながらメンバーを巻き込む力
情報分析力
市場・業界・他社動向などの情報や業務に関する知識をもとに、多様な視点を持ちながら論理的に考え、物事の原因を見定め、これから起こることを事前に想定する能力
事業実行力
自社の経営指標や市場の動きを読み解き、その中からビジネスチャンスを見極め、リスクを恐れることなく事業を実行・推進する能力
出典元:成長する管理職(松尾睦、2013)
では、各スキルの獲得プロセスはどのようになっているのでしょうか。
この3つのスキルの獲得プロセスはそれぞれ異なります。マネジメントラインに任命された時点で一番身についているのは、情報分析力です。これはメンバー時代から必要とされる知識、スキルに関わるからだと考えられます。その次に、マネジメントラインに任命されることで目標共有力が高められていきます。これに対し事業実行力が最も獲得しにくいスキルとされています。
OKRが〈目標共有力〉向上に寄与できること
以上のことから、OKR運用は下記の点で、マネジメントスキルのうちのひとつである目標共有力向上に寄与できるといえないでしょうか。
OKRを通じて事業/組織の飛躍的な成長を目指しながら、目標共有力の向上も一緒に目指していきましょう。
コメント
0件のコメント
サインインしてコメントを残してください。