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※最下部よりチェックシートDLできます※
「このOKRでいいのかな?」と感じたら
下記の観点を参考にOKRを見直す機会を設けてみましょう。チームOKRの場合は、自信度UPミーティングや四半期中間チェックインなどの場で見直すことで、チーム全員でOKRへの認識をすり合わせる機会にもなります。
1.目標の高さがチーム内で一致しているか
コミット(必達)の目標なのか、ストレッチ・チャレンジングな目標なのかをはっきりさせ、チーム内で認識を合わせましょう
2.Key Resultが定量化されているか(達成までのマイルストンが設定されているか)
最も重要で、最も難易度の高いチェックポイントです。
KRを定量化できない場合は、KRに対し少なくとも1〜5個の達成までのマイルストンを決めましょう。
KRが定量化ができなければ、積み上げたアクションがどのように良かったのか、なぜ悪かったのかを評価できません。
3.OKRの数が絞られているか
1つのチームに対し、Objectiveは1つに絞ることが理想です。(多くても3個)
1人に対しては、Key Resultは3~5個までに絞るのが望ましいです。
OKRの数は、少なければ少ない程よく、増えれば増えるほどリソースが分散し、大きな成果を創出できなくなります。
4.成果(=Key Result)を出すために、専門性が高い人材が(調達可能な範囲で)アサインされているか
該当のKRに責任を持つのに、もっとも専門的な知見を持っている、または詳しい人をアサインするようにしましょう。
課題に直面した際、OKRに関わるチームメンバーに専門性が高い人材がいなければ課題を解決できず、状態が停滞してしまいます。
5.会社や事業の中長期の方向性に共感・納得ができているか
会社ビジョンや目指すべき状態が(OKRや、その他の手段で)公開されていますか。また、その状態に関連付けたOKRが設定されていますか。会社のビジョンを明確にできていない状態では、OKRの運用は形骸化します。
OKRをうまく設定できないと感じても、落ち込むことはありません。OKRで大切なことは一度完璧に設定することではなく、定期的にOKR設定・運用を振り返り、更新していくことです。必要に応じて以下セルフチェックシートを使用し、OKRの浸透・振り返り・見直しの際の参考にしてみてください。
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