OKRの運用において最も重要なことは、「会社の判断の軸である設定した目標への最新状況が誰でも確認できる」ことです。
こうした環境をつくることで、次に取るアクションを決め、その際にどの部門の業務に配慮すればよいか、どう連携すべきかをスムーズに決める情報基盤となります。
こうした情報の一元化に役立つのが「ミーティングボード」です。
ミーティングボードとは
ミーティングボードは、以下の画像のように、OKRに対して1つ付帯しているものです。
OKR達成のために、関係者がどんな課題をもち、どんなアクションを取ろうとしているかを一元的に集約できます。
これを見ながらチームミーティングをすることで、次の打ち手を引き出すことができます。
ミーティングボードを開くと、以下のような画面があらわれます。各項目の詳細を下記でご案内します。
ミーティングボードでは、以下の項目を確認できます。
①目標エリア
こちらは、OKRと、その進捗、見通しが確認できます。
②直近の優先的なアクション(1週間単位)
こちらは、通常の雑務や決まりごとの仕事ではなく、中長期のワクワクするゴールに向かって行うべき、チャレンジングなアクションを登録します。毎週このアクションが達成できれば、数ヶ月後に目標が達成できるというチャレンジングなものを登録してきます。毎週月曜日、にアクションを登録し、チームで確認して自身を鼓舞しましょう。
③1-2ヶ月後までのアクション
毎週月曜日に週次の優先的アクションを登録する際に、少し先の未来に予定しているアクションを意識し、
チームの他の同僚の動きもケアしながら日々の優先順位付けを決める指針となります。
④アナウンスメント
OKR関係者に伝えるべきことを登録してください。登録すると、OKR関係者全員にメールで内容が通知されます。
⑤部門・チームの課題
OKRに関わる部門の課題を登録します。少し先のアクションや課題を一元化できると、次にどのような打ち手を打つべきか、チームできちんと話し合うことができます。OKRで設定したストレッチゴールに向けて、ミーティングの質を高められます。
⑥ウィンセッション(うまくいった出来事)
毎週月曜日に決めた少しストレッチな優先的なアクションが達成されたり、みんなで称賛すべき成果があれば登録しましょう。OKRの数字は中々前に進まないかもしれませんが、ウィンセッションを共有すれば前進していることを感じられます。
OKRの進捗とミーティングボードを有効活用し、周囲の状況を正確に把握して、良質なアクションを引き出しましょう!
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